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【レポート】信州おやこさんぽ講座2019年「ライティングのきほんのき講座 第5・6回」開催しました(2019年10月17日 上田市)

2019年10月17日(木)有限会社東郷堂にて、信州おやこさんぽ主催講座「ライティングのきほんのき講座(第5・6回)」を開催しました。
第1回から講師を務めてくださった信濃毎日新聞社上田支社長 植田典子氏のお話は、午後の第6回講座で最終回。
この日もプロのワザをたくさん教えていただきました。

 

台風19号についての話をシェア

この日は台風19号が猛威を振るった直後でした。
長野県内は、長野市・飯山市・松代町など北部を中心に甚大な被害を受け、上田市でも千曲川の越水・堤防崩落や土砂災害が相次ぎました。
信州おやこさんぽでも一時避難したメンバーがおり、講座を予定通り開催することについての議論もありました。
しかしながら、講座を重ねて慣れ親しんだ受講者さんたちが、被害体験をシェアしたり日常から離れたりできるような、ほっとする場を提供することも大切だと考え開催に至りました。

午前中の30分ほどお時間をいただき、被害体験や備えていてよかったこと・もっとこうすればよかったことなどを、グループで話し合い、全体にもシェアしていただきました。
困ったことや大変だったことだけでなく、子どもがいる家庭での防災や事前の備えなど、参考になるお話が挙がりました。
直接の被害はなかったものの、保育園の延長保育が中止で元通りの生活ができないといったことや、災害後の子どものこころのケアには課題があるね、といった、今後を危惧する言も聞かれました。

 

ライティングきほんのき⑤校正・見出しに挑戦しよう(1)

実際に書いてみてわかる、テーマの必要性

第3回講座とその宿題で実際に書いてみた記事を振り返りました。
受講者からは、

  • 文章としてまとめるとき要約を整理するのが大変だった
  • あれも書きたいこれも書きたいとなってしまい、試しに書いてみたらすごい文字数になってしまった

など「いかにテーマをしぼり、うまくまとめるか」が課題だったことがシェアされました。
新聞記事がいかに簡潔でテーマが伝わりやすい文章なのか、再確認しました。

 

取材写真の撮影もむずかしかった!

前回講座から今回までのあいだに、さっそく取材に行ってくださった受講者もいました。
2020年2月に配布予定の上田市内のファミリー向けお出かけマップに掲載するお店・施設の記事を執筆するための取材です。
お店・施設の外観や食べ物の写真も撮っていただきました。
文章作成時に要点をしぼるのが難しいのと同様に、取材写真も撮りたいものが多すぎて困ってしまったというエピソードが語られました。
文章作成も写真撮影も、実際にやってみると課題がつかめますね。

コツをたくさんお話くださった植田先生

 

ライティングきほんのき⑤校正・見出しに挑戦しよう(2)

文章のよいところ・もっとよくなりそうなところを考えよう

他の受講者が書いたインタビュー記事と取材記事を読んで、意見を出し合いました。
「もっとここを知りたい」「話題を広げるにはこんなことも聞きたい」
といった内容に関する疑問点や、
「こんな書き方いいな」「こう書いたほうが伝わりやすいかも」
といった執筆方法に関する意見をグループで話し合い、ふせんにまとめて筆者にフィードバック。
話し合いではいろんな意見が飛び交いました。同じ文章を読んでも、人によって視点が違い「なるほど、確かに!」と思うこと多々。
自分の文章を人に読んでもらう機会も貴重でした。

 

それぞれ良さがある、いろんな文章スタイル

他の人が書いた文章を読むと、自分にはない視点を発見できます。
言葉の選び方が違えば伝わり方も違うし、文章の組み立て方(テーマにズームアップしていくような構造なのか・ズームアウトしていくような構造なのか)が違えば、雰囲気もガラリと変わり、読者に与える印象も違います。
受講者のみなさんの文章は個性に富み参考になるものが多く、植田先生もそのスタイルの違いを的確に分析してくださり、大変勉強になりました。

 

校正のポイント

校正とは、書かれた原稿の種々の誤りを正すこと。
練習問題として、新聞に掲載する前の記事を読んで、どこを確認する必要があるのかを確認しました。
校正の作業では、

  • 固有名詞・専門用語
  • 数量・年月・年齢などの数字
  • 住所
  • 史実

といったことが事実であるか・誤りでないか、調べ直します。
取材時に頂いた名刺や書籍を用いるほか、インターネットの場合は信頼性の高いサイトを参照する必要があります。
取材に答えてくれた方のお話と事実が違った場合はどうするか、といった難しい問題を切り抜けるテクニックも教えていただきました。

練習問題に挑戦。校正前の文章を読んで、どこを調べる必要があるかチェック。

 

見出しを考えてみよう

その記事に何が書いてあるのかを示す見出し。
読者が「この記事を読んでみよう」と判断する重要な一文です。
見出しも文章と同様、5W1Hを使い、記事内容と伝えたいことを端的に表現します。
5W1H+イメージ」で構成すると伝わりやすそうです。
文章以上に簡潔に伝えなければならないですから、難しい作業です。
ちなみに、新聞の見出しは記者が考えるのではなく、編集の担当者が考えるのだそうです。

 

 

話し合ってシェアする・フィードバックする、が多い回となりました。
受講者同士で鋭い指摘も飛び出し、刺激的な一日でした。
自分が書いた文章を他の人に読んでもらい意見をもらう機会は定期的にあったほうがいいな、と感じました

これで植田先生の講座は終了ですが、受講者が書いたものを個別に添削し助言をいただけることになっています。
このようなきめ細やかなご指導を受けられる機会はなかなかありませんよね。
まだまだ自分の文章がブラッシュアップされていきそうで楽しみです!
植田先生、5回にわたり、実践的な内容のご講演ありがとうございました!

 

記事を書いた人
kana

上田市出身・在住。ニュージーランド、スイス、カナダで旅を撮影する映像会社に勤務。信州の自然の中で遊ぶのが大好きで、
とにかく子どもと冒険したくて動き回っている一児の母。モットーは “Expand the sense of wonder !”

  • B!

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