信州には、自分の特技や好きなことを活かして働いているママがたくさんいます。
このコーナーでは信州で輝くママを紹介。
第4回は、松本市在住で「漫画家」として働く火ノ鹿たもんさんです。
<プロフィール>
火ノ鹿たもん Tamon Hinoshika
(埼玉県出身 松本市在住)
松本市在住の漫画家
女の子と男の子、あわせてふたりの子どもを育てながら、
新聞や雑誌、web雑誌でマンガを描いています。
たまに講演会や講師もさせていただいています。
Twitter: https://twitter.com/Tamon_Hinosika
松本市で読める! 火ノ鹿たもんさんの漫画
・松本エリアの子育て応援マガジン「月刊イクジィ」
あるある!イクジィLife
・MGプレス
Q1:松本市にはいつからお住まいですか?
2002年に結婚して、埼玉県から主人の住む松本市へ移住してきました。
1人目は東京で里帰り出産、2人目は松本で出産しました。
2019年現在、長女は14歳、次男は10歳になりました!
Q2:松本市に住んで17年とのことですが、ファミリーにとって松本市の良いところ、オススメの場所を教えてください。
松本市は、医療施設が手厚く、次男がベビーの頃は月に何度も夜間救急のお世話になっていました。
四季が色濃く美しく、子育てをするには最高です。
そして芸術と音楽にもとても力が入っています。
松本市が誇る世界的音楽家の小澤征爾さん、スズキメソードの鈴木鎮一さん、そして世界に誇るアーティスト草間弥生さんなど。
芸術や音楽を世界に発信できる素晴らしい街です。
オススメは松本城。
殿や姫、忍者さんがいて、タイムスリップの気分を味わえます。
季節ごとのイベントもたくさんあるので、いつでも楽しめます。
Q3:お住まいの松本市以外も含めて長野県内でファミリーでのオススメスポットがあれば教えてください。
薄川(すすきがわ)河川敷が大好きです!
春は桜並木、夏は川遊び、秋は紅葉、冬はソリ遊び。
川の流れも流れもゆるやかで浅いので、私の子供たちはベビーのころから親しんでいます。
バーベキューもできます!(ゴミは各自持ち帰りましょうネ)
車山高原もオススメです!
リフトを乗り継いで負担なく頂上にたどり着けます。
たまにサンライズリフトといって、朝日を見るために4時ごろからリフトが動く日があります。
家族で見る日の出はとてもすばらしい体験でした。
Q4:火ノ鹿さんのご職業は漫画家でいらっしゃいますが、漫画家になるまでにはどのような勉強をされ、どのような経緯を経てなりましたか?
週刊漫画家以上にマンガを描いては捨て、描いては捨て、お小遣いはすべてノートや画材につぎ込むという、ちょっと変わった小学生時代でした。
10代の終わりに漫画家を目指すことを決意したものの、芽が出ず。
その後結婚してから角川書店さんにお世話になりましたが、第一子を妊娠した時のつわりが重く、一度は漫画家になる夢をあきらめました。
そんな中で、ブログのマンガを見た編集さんにスカウトされました。
後に第二子を授かりますが、やはり重いつわりでしたが、あきらめずSEGAさんとのお仕事を経て芳文社さんで雑誌デビュー。
第二子の年齢が、私の漫画家暦と同じです。
ここ数年で、電子書籍の一般化がすすみ、いっきにマンガ業界も革変がおきました。
これから漫画家を目指す子供たちには、実力至上主義の戦国時代が到来すると思います。
しかしながらまずは、描いて楽しい!が一番大事にして欲しいですし、私自身も大事にしていきたいです。
Q5:仕事に欠かせない3種の神器を教えてください。
ネタノート
思いついたことのメモや、落書き、スケッチ、プロットといわれるマンガのお話作りの土台になるもの、ネームというマンガの下書きの下書きなど
なんでも描きます。
液晶タブレット ipad
以前は墨とペンとスクリーントーンでマンガを描いていましたが、ある大雪の日に側溝にハマって全治3ヶ月の大怪我をしてしまい、松葉杖を使いすぎて右手を壊し、そのときから、手に負担の少ないデジタル作画に移行しました。
PCや液晶タブレットが壊れ、たびたびピンチを潜り抜け、現在ではimacが4台、windowsが1台、ipad2台、液晶タブレット2台導入し、どれが壊れても大丈夫!という状況で仕事をしています。
コーヒー
浴びるように飲みます。
飲むとMPが回復します。
次ページでは、火ノ鹿さんのエッセイ漫画「ウチのムスコがマザコンになったワケ」の話などについて伺います!