上田おやこさんぽ(信濃毎日新聞 東信版掲載)

【上田おやこさんぽ】子どもの様子 聞いてみよう(2020年10月8日掲載)

2020年10月より信濃毎日新聞 朝刊 東信版にて信州おやこさんぽメンバーの上田市在住の有志による「上田おやこさんぽ」がはじまりました。
週に1回、子どもの成長や日々の暮らしで見つけたこと、「みんなはどう思っている?」という思いなどをお届けします。

こちらの記事では掲載した本文、紙面には書ききれなかった言葉や思いも合わせて綴ります。

子どもの様子 聞いてみよう

 子どもと出かけると、よく声を掛けられます。高齢の女性をはじめ、男性からはお孫さんの誕生が近いとアドバイスを求められたり、小学生の「がんばれー」という応援で子どもが泣き止んだり。子連れが受け入れられているようで、とてもうれしくなります。
 私が少しモヤモヤするのは、性別の確認です。妊娠中から「男の子?女の子?」と何度となく聞かれてきました。私自身は妊婦健診で性別を聞かず、娘にも女の子らしい格好をあまりさせていません。将来、自分の性別をどう認識するかわからないし、ジェンダー像を押しつけすぎるのはよくないだろう、と夫とも話しています。
 そこで私が提案したいのは、最近の子どもの様子を聞くことです。「好きなことはなあに?」「できるようになったことは?」「お気に入りのものはある?」など、オープンクエスチョンの声掛けはどうでしょうか。子どもを知ろうとしてくれることが、子育てに奮闘する親をホッとさせることもあるかもしれません。

(2020年10月8日 信濃毎日新聞 朝刊 東信版掲載)

子どもが「自分らしく」いられるように、工夫していること、教えてください♪

時々ネットで見るような「子連れに厳しい話」は私の周りでは少なく、温かい声かけをもらうことがほとんどです。

せっかく声をかけてもらえるなら、もっと話が広がるようなきっかけがあればと、オープンクエスチョンの提案をしてみました。
お出かけ先でかけられてうれしかった言葉はありますか?
皆さんの体験やアイデアを教えてくださいね。

もうひとつ。今回のコラムでは、ジェンダーもテーマにしました。
子どもに「女の子なんだから」「男の子なのに」などと固定的なジェンダーイメージや性別役割を押しつけずに育てたい。
そう考えていたからこそ、性別を聞かれることに対して違和感を覚えたんだと思います。
実際はジェンダーにとらわれないというのはなかなかむずかしく、私自身もふとした時に性別が判断基準になってしまっていることが多いです。

子どもが「自分らしく」いられるように、工夫していることはありますか?
ご意見お寄せいただけたらうれしいです。

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記事を書いた人

吉澤茉帆

上田市在住。県内を転校して歩いた幼少期と広島で過ごした大学時代の異文化体験から、つい色々と知りたくなってしまう。人と話して発見するのが楽しくて、子どもが生まれからもイベントを企画したりしています。子育ては日々手探りです。

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