Q6:「はたらクリエイト」は女性が多い職場ですね。チーフエディターとして、働いている女性の方たちが活き活きと仕事に向かえるために意識していることなどありましたら教えてください。
まずは自分自身が働くことを「楽しむ」ことかなと思っています。
私も含めですが、弊社で働いている女性のほとんどが子育て真っ最中の人たちです。
子育てをしていると生活が子ども中心になってしまうので、自分の思い通りにならないことも多いですよね。
それでも「母親」としての私は、私の一部でしかないと思っています。
仕事を頑張る私も、同僚や友人との時間を楽しむ私も、時としてお酒を飲みすぎてしまう私も(笑)、全部含めて「私」なんです。「子どものために」ではなく、自分自身のために仕事と向き合う。
自分が主人公の人生を楽しんでこそ、子どもにも人生の楽しみを教えられると思います。
Q7: 仕事に欠かせない3種の神器を教えてください。
ないと仕事にならないのはPC。
あとはミルク入りのコーヒー(胃が弱いので必ずミルク入り)、チョコレートがあればごきげんに仕事ができます。
Q8:働くママ、金さんの平日の1日のスケジュール、休日の過ごし方について教えてください。
5:45 起床・朝ごはん、お弁当の準備
6:50 小学生組登校・末っ子の朝食用意&洗濯
8:00 夫出勤
8:20 末っ子と2人で家を出る・末っ子を幼稚園に送る
9:00 会社到着・仕事スタート
12:00 昼食
16:00 仕事を一旦切り上げ、幼稚園へお迎えに行く
17:00 夕飯の準備・軽く掃除
18:00 末っ子と先にお風呂に
18:30 夫と小学生組帰宅
19:00 夕食
子供たちはテレビタイム(手が空いたら一緒にテレビタイム)
20:00 お風呂~はみがき
学校や園からの配布物チェック
21:00 おふとんへ・読み聞かせ
やり残した仕事をする
23:00 就寝
学校や園の行事、地域の活動などで意外と週末も予定がびっしりなことも。
何もない休日は、1週間分の食料の買い出しだけマストでやっておいて、あとはなるべく家でのんびりすごすようにしています。
子どものリクエストを聞いて、ショッピングモールにでかけたり、公園や温泉にでかけたりすることもあります。
Q9:育児、家事、仕事の日々を楽しくバランス良く過ごすために金さんが意識していることについて教えてください。
・15分ルール
とにかくやらなければならないことがたくさんあるので、15分を一つの目安にして行動を決めることが多いです。
掃除を15分したら次のことをしよう、というように。
読書などの息抜き、子どもとの遊びにも15分ルールを活用しています。
「将棋の相手をするのは15分ね!」など。
15分では結果が残らないような内容に関しては15分の2倍、3倍という要領で時間をとります。
夕方にある子ども番組の放送時間が30分のことが多いので、時間の目安にもしています。
何か一つだけやりつづけるというより、いろんなことを広く浅くこなす技です!
・家のことは家族全員で
私も時短社員として働いているので、家事をゆっくりやる時間がありません。
子どももある程度大きくなってきているので、「家のことは家族全員で」をスローガンに(笑)、自分のことはなるべく自分でやってもらうようにしています。
・遊ぶ時間を作る
人生楽しむためには遊ぶ時間も大切。
私の場合は完全に飲み会が遊ぶ時間ですが(笑)
月に1,2回ほど飲み会に足を運びます。
大切なリフレッシュ時間。夫も快く見送ってくれます。
とにかく人とおしゃべりすることが大好きなので、定期的に友人や同僚とお茶する時間や飲み会などを設定しています。
Q10:今後の目標についてお聞かせください。
30代の10年は子育てと家事に追われ、新しいキャリアをスタートさせるなど、変動が多く、精神面でも目一杯でした。
40代を迎えた現在、子どもも成長し、子育てがひと段落したので、心の余裕を持ちつつ、日々の生活を楽しみながら過ごしたいです。
自分のやりたいこと、好きなことなど、「ママ」ではない自分の引き出しを暫くの間、閉まっていたので、今まで培ってきた経験を活かしつつ、その引き出しを開けていきたいです。
子どもの人生に同じ家族として寄り添いつつ、仕事面だけでなく、プライベートでもいろいろなことにチャレンジしたいなと思っています。
今日からすぐに活用したい!と思った「15分ルール」をはじめ、ママの先輩として参考になるお話をたくさんお聞かせくださいました。
終始笑顔で明るく楽しくお話をしてくださって、ママとしても女性としてもパワーをいただきました!
久美さん、大変ありがとうございました!
また、子育て中の女性スタッフが中心となって働いている「はたらクリエイト」に興味を持たれたママも多いのではないでしょうか?
はたらクリエイトは「子育て中の女性が働きやすい環境づくり」にも取り組んでいます。(詳細はこちら)
求人については長野県上田市で自分らしく生きるママのためのブログ「mamalog」をご確認ください!
情報は取材当時のものになります。
取材日:2019年2月8日
東京都江東区出身、フォトグラファー。2016年に上田市に移住。育児と仕事を共に楽しむことを大切にしつつ長野県内を中心に活動中。長野Komachi別冊『Kids Komachi』にて「mamaカメラマンのおやこ街さんぽ」掲載。