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【レポート】信州おやこさんぽ講座2021年「子育てママのスキルアップ講座・写真撮影講座」開催しました!(2021年6月3日上田市)

2021年6月3日(木)上田市技術センターにて、信州おやこさんぽ主催「写真撮影講座」を開催しました。
午前中のライティング講座に続いてのスキルアップ講座です。(同日開催のライティング講座のレポートはこちらをご覧ください。)

講師は2019年のおやこさんぽ主催の写真撮影講座でも講師を務めた信州おやこさんぽ編集長・フォトグラファーの野々村奈緒美です。
7名の参加者中、午前中のライティング講座からの引き続き参加者も半数いらっしゃいました。皆さんそれぞれお持ちのメディアやSNSでもっと映える写真を撮りたい!と撮影講座にとても意欲的!
取材時に役立つ撮影の心構えや、どのような写真がより伝わりやすいのか?もお伝えしていきます。

撮影する前にまず覚えておきたいこと

カメラマンもライターと同じく名乗ればカメラマンになることができます。もちろん名乗ったから仕事になるわけではなく、自分の撮った写真を見て知ってもらうところから始まります。

具体的な撮影を始める前にカメラについての説明がありました。自分の扱う道具の特性や数値の設定方法を知って、より良い写真が撮れる準備をしていきましょう。

レンズのおはなし

これから撮影を本格的に始めたいと思っている方にはレンズ交換をできるカメラを選ぶのがオススメだそう。なぜならレンズによって撮影にピッタリな被写体が変わってくるので、レンズの数字に注意しましょう。撮りたいものによって機材を見極めることも大事になってきます。

  • 広角・・・人間の視野よりも広い範囲を写す(20mm,28mm等)
  • 標準・・・人間の視角に近い(焦点距離50mm)
  • 望遠・・・遠くにある被写体を大きく写す(300mm,600mm等)

レンズに記載されているf値にも着目しましょう。数字が小さいほど多くの光を一度に取り込めるため、シャッター時間が短い写真に有利だそうです。

データについて

撮影後、保存されたデータはjpg(ジェイペグ)データとRAW(ロウ)データが主流になります。
RAWデータは色の情報量が多いので後々色が起こしやすい(色補正がしやすい)データになりますが、情報が多い分データサイズが大きくなってしまうとのこと。

露出トライアングル

絞り値、ISO感度、シャッタースピードの関係性を示す露出トライアングル。
それぞれの値の役割をしっかり把握し、何を優先したいかで他の値とのバランスを調整していきます。

ホワイトバランスWB

  • 標準は5500→太陽光で撮影した色味
  • 数字が大きくなる(5000〜)→青みが増す
  • 数字が小さくなる(〜5000)→赤みが増す、蛍光灯など

ホワイトバランスを知ることで撮りたい写真の色味を狙って調整することが可能になります。撮影後にフィルターを使用して加工しなくても、撮りたい色味の写真が撮れると後の行程の手間が省けるので時短にもなりますね。

今回「おでかけブック制作」では記事のライティングだけではなく撮影まで受講者さんに行っていただくので、次に取材の撮影時に気を付けたい事を学んでいきます。

取材時に何を撮ればいいの?

撮影に慣れていない人間が撮影をする時に一番気をつけたい事は何でしょうか?上手い下手は関係なく、写真を見る人への思いやりを忘れないことが一番大事だそうです。

事前準備として電池の充電の確認やバッテリーが入っているかどうか、メモリーカードの空き容量の確認などハード面での確認も見落としがちなのでしっかりチェック。

現地で撮影の際に気を付けたいのは、肖像権や商標権など写真をメディアとして発信して問題ないかどうかの確認をしっかりしましょう。基本的に自分で責任をとれる範囲での撮影が大前提です。責任のとれないものは写さない、後で見えないように加工をする、などの配慮が必要です。

店舗外観の撮影

初めてその場所へ行く人がわかりやすいかどうかを意識して撮影場所を決めましょう。店舗前にある傘立てや灰皿は撮影時は外したり、看板をオープンの状態に整えたりなど、撮影時には魅力的に写せるように、オーナーさんと相談しながら調整も忘れずに。

店内の撮影

お店の世界観が一番伝えられる場所です。狭い店内でもできるだけ広く見える画角で撮影すると喜ばれます。

料理や商品の撮影(物撮り)

ここから実際に商品やライトやレフ板をつかってのレクチャーです。
具体的に品物に光をあてながらで商品がどう見えるかを確認しながらのお話はとても実践的で今すぐ使いたいアイデアもたくさん!

撮影時、特に気をつけたいところは

  • ほとんどの場合撮影の機会は一度きりなので、料理や商品が来る前に撮影のセッティングは済ませておきましょう。
  • 撮影場所は自然光で撮れる場所を優先し、さらに光の向きにも注意を。
  • 撮りたい被写体以外の不要な情報はできるだけ省くようにしましょう。(カトラリーやコップなど)
  • 手ブレれをさせない、指も映り込まないようになど、よくある初歩的なミスですが取材できる時間やタイミングは限られています。
  • 撮りたいものを正確に、キレイに撮るを意識することを大切に。

どう撮れば良いのかを考える

webサイトなどに掲載することが決まっている画像は、スマホで見ることも意識して撮影します。スマホで見やすい=横長で撮影されることが多いそうです。
紙媒体の場合は、紙面によって変わってくるので縦長横長両方撮影しておきましょう。
メディアによって撮影の縦横を意識しておくのも準備の一つですね。

人物の撮影の際は撮影許可を取るはオーナーさんや店員さんでも大前提とし、作業中の写真、カメラ目線の写真などいろいろなバリエーションで撮っておくと後で便利です。

またワンランク上の写真を撮るために、前ボケ背景の抜けなど、ちょっとしたテクニックで写真の魅力がぐっとアップさせることができます。

写真をキレイにみせるためにアプリを活用しよう

今講座ではAdobe社のLightroom(モバイル版)を使用しました。実際にスマホを触りながら各機能の解説を聞いていきます。

アプリでの加工は撮影後の画像に対して行うものになります。手持ちの画像に先ほど習った露光やWBなどの調節をアプリでさわってみる事で具体的な変化をみなさん実感された様子でした。
実際のアプリを使用しての画像編集の解説、ライトやレフ版の具体的な活用方法、自撮りの際の注意点など今すぐ使いたいテクニックが満載の講座になりました。

撮影の知識を学び技術を上げることで様々な場面で活かせる様になると表現の幅が広がります。SNS利用を目的に受講される方も多かったので、今回学んだテクニックを生かして発信に役立てていただければ嬉しいです!

取材に行かれる受講者さんは撮影にライティングにと、チェックポイントを意識しながら慣れない取材は戸惑うこともあるかもしれませんが、実際に動くことで身につくこともたくさんあると思います。マナーを守り、楽しみながら地元のお店の魅力を再発見していただけると嬉しいです。
今日学んだことを生かして取材頑張ってきてください!次回、ライティング講座②での成果発表が楽しみです。

記事を書いた人

北平恵己

​松本市在住。デザイナーをしながら2児の子育て中。基本的にインドア派でゲーム・マンガがすき。美味しいものの食べ歩きもすき。いかにストレス少なく子供とお出かけを楽しむか年中模索しています。

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